第2回広域観光の可能性を探るフィールドワーク・ワークショップを実施しました
佐久広域連合では令和7年9月12日(金曜日)、広域観光に関心のある佐久地域在住者(移住者を含む)や観光・商工関係者など21名が受講する第2回広域観光の可能性を探るフィールドワーク・ワークショップを実施しました。
午前のワークショップ第1部は(株)おてつたび広報PR担当園田氏より「困り事を通じて地域のファン作りを行う‘おてつたび’」について日本各地の素敵な地域へ行く人が増えて欲しいという思いから生まれたサービスで、地域の困り事をお手伝いすることにより報酬を得ながら旅行することが可能とオンライン講話がありました。
実際におてつたび利用者2名が活動するガトーキングダム小海キャンプ場を訪れ、お手伝いを通じて地域の方と関係性ができ、再び同じ地域へ訪れる方も増え、地域のファン(関係人口)が創出されるお話を伺いました。
昼食はガトーキングダム小海レストランにおいてカレーやケーキなどをとりながら講師、受講者等で情報交換を行いました。
午後のフィールドワーク第1部は(株)MIYAMOTO HOTEL MIYAMゼネラルマネージャー篠原潤氏より「湖畔のスローテロワール」をテーマとして松原湖畔におけるホテル起業のきっかけや経営コンセプトについてお話を伺い、ホテルミヤムの内装などを見学しました。
ホテル見学の合間に佐久広域連合武者泰雄事務局長より伝説「松原の七不思議」について語りがありました。
フィールドワーク第2部は小海町総務課遠藤健太課長補佐兼渉外戦略係長より「憩うまちこうみ」の施設や経営コンセプト、利用状況や利用者の傾向、上場企業との連携手法等についてお話を伺いました。
ワークショップ第2部はまちひとしごと(株)代表取締役本川祐治郎氏により「広域観光の可能性を拡げるワーク素材 その2」について受講者参加型の講習会が行われました。ワークショップ第1部並びにフィールドワークからの学びを振り返りながら広域観光について受講者自身が可能性を掘り下げ、意見交換を行いました。
受講者からは「広域観光はネットワーク。人と人の繋がりが大切」「地域の歴史、文化を資源として捉え、広域観光に繋げていきたい」といった意見が出されました。
第1回に続き、地域の魅力や可能性を拡げる「広域観光の担い手」を目指し、その強みや資源を活かした高付加価値のコンテンツづくりを学ぶ所期の目的を達成することができました。
今後、令和7年11月6日(木曜)に第3回、令和8年1月20日(火曜)に全体報告会を予定していますので、随時、関連情報を発信していきます。