江戸から数えて18番目の軽井沢宿は長野県側の入口となります。
碓氷峠の頂上は手前の坂本宿から13kmあり、道中は険しい山道を登る難所でした。
峠の頂上は関東平野や富士山を見渡すことができ、その景色は当時の旅人達も眺めていたことでしょう。
軽井沢宿は現在旧軽井沢銀座とよばれ、当時の宿場の面影は薄くなりつつも今でも大勢のお客で賑わう観光地となっています。
浮世絵今昔
歌川広重が『木曽海道六拾九次』で描いた浮世絵
壱:広重画『拾九 木曽海道六拾九次之内軽井澤』国立国会図書館デジタルコレクション
弐:『中山道浪漫の旅』東編 岸本豊 信濃毎日新聞社
「軽井沢宿の西はずれ」
浮世絵を描いたと推定される場所から同じ方向を撮影し、現在の風景と対比
軽井沢宿マップ