小田井宿は、江戸板橋宿から数えて21番目の宿場町で、40里14町、京へ95里8丁の位置にあります。
江戸側の追分宿、京側の岩村田宿にはさまれ、旅籠はわずか5軒ほどの静かな宿場町だったといいます。
その規模から参勤交代の大名は隣の追分宿に宿をとり、小田井宿には姫君など女性が多く休泊したことから「姫の宿」とも呼ばれています。
浮世絵今昔
歌川広重が『木曽海道六拾九次』で描いた浮世絵
壱:広重画『二拾貮 木曽海道六拾九次之内小田井』国立国会図書館デジタルコレクション
弐:『中山道浪漫の旅』東編 岸本豊 信濃毎日新聞社
「前田原から望む平尾山」
浮世絵を描いたと推定される場所から同じ方向を撮影し、現在の風景と対比