望月は宿場とともに清和天皇(876年)の頃からの駒の里であり、八月の満月の日に朝廷へ名馬を納めたことが望月の地名の由来と言われています。紀貫之など多くの歌人に詠まれ、古くから親しまれている場所でもあります。
本陣・問屋の門構えや玄関付きの180坪の建物は、現在「望月歴史民俗資料館」として使われています。
浮世絵今昔
歌川広重が『木曽海道六拾九次』で描いた浮世絵
壱:広重画『二拾六 木曽海道六拾九次之内望月』国立国会図書館デジタルコレクション
弐:『中山道浪漫の旅』東編 岸本豊 信濃毎日新聞社
「松並木があった瓜生坂」
浮世絵を描いたと推定される場所から同じ方向を撮影し、現在の風景と対比