「日本さくら名所100選」に選ばれている小諸城址懐古園は、長野県有数の桜の名所として知られています。
小諸城時代から残る、苔むした石垣と桜とのコントラストは見事で、とくに本丸跡を取り囲む石垣の上からは、馬場を埋め尽くす桜を眼下に見ることができ、“桜の雲海”が臨めます。園内の桜は、ソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやヒガンザクラ、八重で濃い紅色の花を咲かせる小諸固有の桜「小諸八重紅枝垂(コモロヤエベニシダレ)」など、数種類の桜が順々に咲き誇り、満開の時期には園内が桃色に包まれます。
咲く時期が少しづつ異なるので、長い期間に渡り、様々な桜の花をお楽しみいただけます。