甲武信ヶ岳は山梨県、埼玉県、長野県の3つ県境にある山で、標高は2475mで日本百名山に選ばれています。
山名の由来は、甲斐(山梨)・武蔵(埼玉)・信濃(長野)にまたがることから、とされています。一方で、拳を突き上げたような山容から、とする説もあります。
頂上付近まで樹林に覆われており、落ち着いた雰囲気が特徴です。
中央分水嶺が通っており、千曲川、荒川、笛吹川の3河川の源頭部を抱えています。
千曲川は、信濃川と名を変え日本海へ流れ込みます。そして荒川は東京湾に、笛吹川は釜無川と合流して富士川となり、太平洋へ注がれます。