平安時代の大同2年(807年)開基と寺に伝わる真言宗の古刹。 江戸初期の火災で難を逃れた鎌倉時代の本尊阿弥陀如来座像と日光月光の2菩薩、天部二体が現存し大切に祓られています。 中でも阿弥陀如来座像(重文)は男性的な力強さの中にも安らかな輝きを放つ、中世美術の代表作。春には樹齢300年を越える枝垂桜しだれざくらが寺を飾り、ほのぼのとした里の風景を楽しませてくれます。