明治37年東京に生まれ、昭和初期に活躍した作家 堀辰雄は、大正12年19歳の時に軽井沢を訪れて以来、毎年のようにこの地を訪れるようになり、軽井沢を舞台とした数々の作品を残しました。昭和19年からは追分に定住し、この地に建てた家で昭和28年に49歳で亡くなりました。
この記念館は、軽井沢をこよなく愛した作家、堀 辰雄に関する資料を展示・保管する文学館です。館内には、原稿・書簡・初版本・遺愛の品々が展示され、堀 辰雄の生涯と文学の背景を知ることができる展示室、辰雄が晩年を過ごした住居、愛蔵書が納められた書庫があります。
閲覧室では堀辰雄の関係書籍を閲覧することができ、この記念館を訪れることにより、堀辰雄の文学に触れることができます。 また、記念館の周辺は堀辰雄ゆかりのエリアで、散策を楽しむこともできます。