本尊
准胝観音(所在不明)
江戸時代、寛保2年(1742)千曲川大洪水(戌の満水)で流失か。「穴観音」と呼ばれた。商売繁盛に御利益があるといわれ、二年参りや正月は賑わった。
付近
本尊かわりの石仏「聖観音」が鷹ノ巣山の岩巣、地面部分が直径5メートル、高さ5~6メートルの洞窟内、高さ2.5メートル窪みに安置。台座を含め1メートル程度の高さ、胸に花を抱える。洞窟東側の岩穴は猫の姿にその形が見える。
所在地
布杭岩
佐久穂町下畑3827‐5先
※ アクセス佐久穂町下畑の国道141号から佐久水道企業団下畑配水池タンク付近、その西のケヤキなどに覆われた岩山中腹の洞窟内。
納経所
なし(佐久仏教会手拭朱印「奉拝 二十三番 布杭岩 准胝観音菩薩 佐久穂町下畑」