御朱印を集めるようになった原点は、平安時代に作られた西国三十三所観音や室町時代に成立した四国八十八カ所などの札所巡礼にあるといわれています。札所を巡って御朱印を集めることは御本尊とご縁を結んだことを意味し、すべての御朱印を集めることはご利益があると信じられてきました。
佐久地域では、平安時代末期に西行法師により西国三十三所観音をうつし「信州佐久郡三十三所観音巡礼」が始まったといわれています。
佐久のお寺を訪ね、御朱印を集め、ご利益をいただきましょう。
※掲載内容は令和6年6月24日現在の情報です。納経所がなく御朱印を拝受できない札所もありますので、ご承知ください。
【主要参考文献】
「佐久三十三番観音霊場」小須田盛凰著(昭和62年6月)
「佐久三十三番観音・札所めぐり」原田昭雄編(平成5年8月)
「信州佐久郡三十三所巡札詠歌」山浦行男著(平成18年7月)
「信州佐久三十三番札所めぐり」信毎東信地区販売店会(平成20年10月)